C1107:スージー・クーパー・プレート
●年代:1934年~1964年
●サイズ:径:23㎝
●プライス:¥9,000
 

スージー・クーパーのアースンウェア、優しい雰囲気が人気ですね♪
何千ものパターン数があるスージー・クーパー.....
ずっと調べていたけど、パターン名が分からず(番号だけで名前がないのもあります)..
あまり見かけないパターンのプレートです☆☆☆
柔らかなクリーム色のベースに縁周りのピンクのぼかしが溶け込みます♪
ブルー・グレイとブラウンの柔らかなラインが素敵です♪
ブナの葉のパターンでこの色が使われていますね♪
少し深めのプレートです。
1934年~1964年のバックマークになります。
プレートのセンター寄りの一部に薄い貫入が入っていますが、光の入り具合では分からないくらいです。
以下、スージー・クーパーの陶器の貫入についての文献を抜粋していますので参考にしてください。
 
陶器は釉薬(うわぐすり、ゆうやく)を塗ってから窯で焼かれますが、その際、釉薬は溶けてガラスのような層となって陶器の上を覆います。これが冷えて固まるときにヒビ状になったものが貫入です。
貫入は素地(陶器本体)と釉薬との収縮・膨張差によって発生する現象であり、焼成後に冷え切るまで数日間は進み、そのあとは止まります。
貫入の程度は焼成温度、釉薬の組成、窯の中での位置などが関係しています。
貫入は陶器本体のヒビではありませんから、水が漏れることはないので、使用するには問題ありません。
当時は貫入を完全に防止することは難しく、陶器の「特徴」のひとつでした。
チップやクラック、ヘアライン等は明らかなダメージ(損傷)ですが普通の貫入はダメージとはみなされません。
いろんな角度から見てみると、光の入り具合で貫入が、見えたり見えなかったりします。