C1140:カールトンウェア
●年代:1925-1957年
●サイズ:横:19㎝ 縦:最大12㎝ 高さ:2.7㎝
●プライス:¥6,000
カールトンウェア、 アップルブロッサム・ダブルディッシュです。
クリーム色の2枚の葉のダブルディッシュ.....
中央には、大きく花開いたリンゴの花弁の色とグリーンの葉々が爽やかに描かれています。
その上の枝の切り株の形状もリアルに表現されています。
ディッシュになっている葉のギザギザの縁周りもカールトンウェアらしさが見てとれます。
また、ハンドペイントならではの、ディッシュのクリーム色の濃淡が温かみを感じさせます。
スタッフォードシャーのストークで1890年に創業したイギリスの名窯、Carlton Ware(カールトンウェア)
個性的な陶器を作り人気を得て、1920年から1930年にかけて、カールトンウェアは陶器のアールデコ運動の発端となったと言われています。
1920年代後半から始まったサラダウェアとも呼ばれるエンボス加工が特徴の陶器は、器の形も独創的な物が多く、特に人気のシリーズです。
この成功と人気ゆえ、海外でも(特にオーストラリア、ニュージーランド)デザインの模倣を防ぐために、いくつかデザインの特許が取られました。
それを表すバックマーク(Carlton Ware、、MADE IN ENGLAND、TRADE MARK、REGISTERED AUSTRALIAN DESIGN registration applied for)も興味深いです。
コレクタブルのサラダウェア
ダブルディッシュはジャムとクリームを乗せてティータイムに楽しまれたのでしょうか?
表面の釉薬の貫入は入っていますが、欠けもありません。
楽しく、華やかに食卓を彩るサラダウェア、フルーツやお菓子を盛ったりいろいろと楽しめそうです♪